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僕の『アンテナ』に引っかかった,モノ,事柄,イベント,思想,ムーブメントなどなど. ホントに“感じたままに”ダラダラ書いています. また,記事の中で紹介するモノには,一部『アフィリエイト』を含みます.

2006年11月11日

『父親達の星条旗』見てきました.

近くのシネコンで,映画を見てきました.
夜8時以降だと,¥1000で見ることができるので,
見たい映画があると,結構夜見に行くことが多いですね.


今日は,CMとか予告編を見てて,かなり見たいと思っていた,
『父親達の星条旗』を見てきました.

監督は,クリント・イーストウッド

『ダーティハリー』役でおなじみですね.


この映画の舞台は,第2次大戦末期の硫黄島

日本にとってもアメリカにとっても,軍事上重要な拠点だった
『硫黄島』をめぐる攻防は,今も語り継がれています.


1945年2月19日,アメリカ海兵隊は,硫黄島への上陸を開始.

同3月26日まで,日本軍の抵抗が続きました.

日本軍は21,000名の守備兵力のうち20,129名が戦死.

アメリカ軍も,戦死者 6,821名,負傷者21,865名の大損害を受けました.

太平洋戦争後期の島嶼防衛戦で,アメリカ軍の損害が日本軍の損害を
上回った唯一の戦闘だったそうです.→Wikipedia:硫黄島の戦い


上陸したアメリカ軍の第1目標とされたのは,硫黄島南部の
“摺鉢山”の攻略.

この山を占拠後,山頂に立てられた『星条旗』が,この映画の
中心になります.

Iwo Jima flag raising

この写真を撮影した,AP通信の写真家ジョー・ローゼンタールは,
後に『ピューリッツァー賞(写真部門)』を受賞しました.


戦場を駈けずり回る兵士の葛藤,戦争のヒーローを作り上げたい,
アメリカ政府.戦費調達のためのプロパガンダ...

翻弄される主人公達の心の“揺れ”がメインテーマになって
います.



映画の冒頭から続く圧倒的な戦闘シーン.

『戦争って,こういうことなんだ...』ってことを,
本当に実感できる気がします.

よく,祖父母世代から,戦時中の悲惨な状況を,資料で見たり,
聞いたり,そういう体験って,結構あると思います.

でも,実際に戦場で起こっていたことは,なにかしら,
フィルターが掛かって,ぼんやりとした実感がわかない,
何かハッキリしないような,そんな認識でしかなかった.

それが,画面を通じて語りかけてくる圧倒的な『現実』に,
戦争の悲惨さが,心の奥深くまで,染み込んでくる,そんな
印象でした.

映画としては,どちらかというと,戦争シーンよりは,
主人公達の苦悩がメインではありますが.



硫黄島で戦った我々の“祖父”達は,何を思い戦ったのか?

恐らく,硫黄島の後ろいる遠い祖国,彼らの愛する家族,兄弟,親を
思っていたのではないでしょうか?

『ここで1日持ちこたえれば,それだけ本土決戦を伸ばせる』と.

日本軍,アメリカ軍,ともに戦争の犠牲になった方々に
敬意を捧げたい気持ちでいっぱいですね.


でも,今の日本は,彼らが守るに値する国であったかどうか,
本当に恥ずかしく感じることが多いです.

靖国で眠る英霊に,感謝の気持ちを忘れないで,
生きていたい,そう思います.








この映画,硫黄島の戦いを日米双方の視点から描いた
「硫黄島プロジェクト」のアメリカ側視点の作品だそうです.

もう1本,日本側の視点から描いた,『硫黄島からの手紙』も,
間もなく公開になります.

硫黄島でアメリカ兵と死闘を繰り広げた栗林忠道中将指揮による
日本軍と祖国に残された家族らが描かれます.

ストーリーはタイトルとなっている栗林中将が家族へと向けた手紙を
基に展開されるそうです.

栗林中将役は,渡辺謙さんだとか.

こっちの映画も楽しみです.





<関連サイト>

・Wikipedia:『父親達の星条旗』


『父親達の星条旗』/『硫黄島からの手紙』公式サイト


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全国の劇場チケットがオンラインで予約購入できるそうです.
土日の夕方とか,売り場で相当並んでますからね.

いいシステムです.

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posted by aboo at 02:16| Comment(5) | TrackBack(4) | 映画・DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
昨日、二度目の『父親達の星条旗』を
観てきました。クリント監督は、前2作以上の
ジャッジを観客に突きつけているように感じます。
そして、この映画と『硫黄島からの手紙』は
明らかに意図した双子の映画であり、それぞれの
国の観客に向けられたメッセージを
持っている様に思えます。
ことし76歳の老監督の情熱と勇気に、
ただ感服するばかりです。
第一部の星条旗を作ったアメリカと言う国の監督を、
トリビュートしたいです。

P.Sトラバさせてくださいね。
Posted by TATSUYA at 2006年11月12日 21:50
TATSUYAさん,初めまして.
アメリカ人側からと日本人側からの側面を
ほぼ同時に見れるというのは,面白い試み
ですよね.
楽しみです.
Posted by aboo at 2006年11月12日 22:15
トラバありがとうございます。
硫黄島の激戦戦争と英雄必ずあることです。ただ反戦は空虚に響きます。
Posted by 詩音魔 at 2006年11月25日 17:18
詩音魔さん,初めまして.
コメントありがとうございます.

『戦争はいけない』ということは十分
理解できるのですが,そのためだけに,
隣国からの圧力に屈するようなことが
あっては,いけないと思います.

『国を守ること』の重要さ.

硫黄島を守った英霊達に恥ずかしくない
日本にしていきたいですね.
Posted by aboo at 2006年11月26日 01:03
ご訪問ありがとうございます。

これからもよろしくお願いいたします。
Posted by 詩音魔 at 2006年12月01日 21:40
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